私たちは2007年に大きな地震を経験しました。
その震災を教訓に地震に強い安心・安全な家をコンセプトとして開発したのが「剛家工法」です。
「ごうか」には「剛(強い)家」と「豪華」の2つの意味が含まれており、耐震性だけでなく高品質で健康、快適、安心、安全さらにエコな工法となりました。
上の写真は木材在来工法、下の写真が剛家工法です。
同じ木造住宅ですが、一番の違いは写真で見ても分かる柱の数。剛家工法では従来の木造住宅の2倍以上の柱を使っています。
間柱の箇所も全て柱にし、まぐさには角材を使用して梁の役目が出るようにしています。
さらに、一般的な従来工法の間柱は3cmですが、剛家工法では10.5cmと3倍以上の太さの柱を使っています。そのため一般的な在来工法と違い、剛家工法では筋かいが不要です。
従来工法
- 柱は1820mm間に1本
- 間柱(半柱)は455mm間に1本
- 間柱(半柱)の太さは3cm
- 筋かいが必要
剛家工法
- 柱は455mm間に1本
- すべての柱の太さが10.5cm
- 窓台(まぐさ)にも柱を使用
- 筋かいは不要
剛家工法は耐震等級、耐風等級、耐積雪等級で各最高レベルでの設計も可能です。
※ただし間取りなどにより、等級が上下する場合があります。
また、剛家工法は長期優良仕様となっており、耐久性、メンテナンス性能、省エネルギー性能もクリアした仕様になっています。
耐震等級
地震に対して構造躯体がどれだけ倒壊しにくく、人命を守ることができるかが評価されます。
- 等級1
- 数百年に一度(震度6強~7程度)の地震の力に対して倒壊・崩壊しない程度
- 等級2
- 等級1の1.25倍の力に耐える程度
- 等級3(最高)
- 等級1の1.5倍の力に耐える程度
耐風等級
台風などによって構造躯体がどれだけ倒壊・損傷しにくいかが評価されます。
- 等級1
- 500年に1度の暴風(最大風速50m/s程度)にも倒壊・崩壊せず、50年に1度の暴風に対して 損傷しない程度
- 等級2(最高)
- 等級1の1.2倍の暴風に倒壊・崩壊、または損傷しない程度
耐積雪等級※多雪区域のみが対象
積雪によって構造躯体がどれだけ倒壊・損傷しにくいかが評価されます。(多雪区域のみ)
- 等級1
- 500年に1度の積雪でも倒壊・崩壊せず、50年に1度の積雪に対して損傷しない程度
- 等級2(最高)
- 等級1の積雪の1.2倍に倒壊・崩壊、または損傷しない程度
強い家は基礎から
剛家工法で建てる際には地盤の調査を行い、地盤改良も含めてご案内しております。
また、基礎は強度の高いベタ基礎を採用しており、柱・床の強さだけではなく、基礎も含めてバランスの取れた家を建築するように配慮しています。
炭の力で快適な暮らし
強い住宅というだけではなく、快適に安心・安全に暮らして頂けるよう、防蟻効果、室内の調湿効果、消臭効果、マイナスイオン効果の高い炭が主原料の高機能塗料「ヘルスコート」を施工させていただいております。
安心の10年間瑕疵担保保証
大橋建築事務所は安心の保証をご提供するために、株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)に加盟しております。
剛家工法全棟、JIOの建物検査を受け、住宅の品質確保促進法に基づき10年間瑕疵担保保証を受けられます。
節水型仕様でエコに貢献
水回り機器は節水型仕様(トイレ、水栓金具)、高断熱浴槽でエコに貢献します。
キッチンには環境に配慮するために、オプションとして生ごみ処理機を取り付けることも可能です。